2008年5月 8日

関門海峡の投げマダイ~今年は「裏年」???

kanmon01.jpg

5月5日~6日にGWを利用して関門海峡にマダイを狙って投げ釣りに行ってきました。関門の投げマダイは例年4月末から6月末がシーズン。特に初期には大型が上がることで知られ、私自身も6年前の6月に70センチ4キロを釣った経験があります。昨年は「アタリ年」だったようで4月中旬から大物が相次ぎ、最大サイズは93センチ、80~70クラスはかなりの数が上がったとか。かくいう私はというとその頃はまだ東京に単身赴任中で見事に「美味しい時期」を逃してしまいました~(;_;)。

関門海峡でこんな大型のマダイが釣れるようになったのはここ10年ぐらいではといわれています。原因ははっきりしないようですが、やはり温暖化や稚魚放流事業の影響でしょうか?

この時期、関門海峡の岸壁一帯は産卵のために接岸したコウイカを狙う人たちで大混雑します。我々投げ釣り師の間では「イカ星人」と呼んでますが、普段は釣りをしない人も多くいるようで中にはマナーの悪い人もおり、無理な割り込みやゴミの放置など目に余る行為も・・・。みんなの釣り場ですからマナーを守って気持ち良く釣りをしたいものです。

特に場所取りが熾烈になった背景にはテロ対策の「ソーラス条約」により、A級ポイントが軒並みフェンスで囲われて立ち入り禁止となり、以前に比べて釣りが出来る岸壁が半減してしまったという現実があるのです。

それでは肝心の釣行内容ですが、5日午後8時~6日午前10時まで竿を出しました。春の大潮ということもあり関門の激流はさらに激しさを増し、途中しばし休戦を強いられました。関門スパイク40号はおろか海峡オモリROCK・T-501=40号でも歯が立たないほど・・・。

しかし大型マダイは大潮が有利といわれこの激流をいかに釣りこなすかが勝負の分かれ目となります。それには関門橋そばに設置された航行する船舶に潮流を知らせる電光掲示板を良く見て潮を読むのがコツ。これは関門橋下の海底に設置された流速計の観測値を表示しているもので、「E(東流れ・玄海灘→周防灘)、W(西流れ玄界灘←周防灘)」、「数字(流速・ノット)」、「↑(潮が速くなる)、↓(潮が緩くなる)」の順で繰り返し表示されます。

例えば「W、5、↑」の順に点灯する時は「西流れ、流速5ノット、これからさらに速くなる」という意味。しかしこれはあくまでも関門橋下の潮流。各釣り場によって強い潮流の反転流がしばしば発生します。よって表示はW(西流れ)でも自分の釣り座では東流れということもあります。このあたりは場数を踏んで刻々と変わる各岸壁の潮流の変化を覚えるしかありません。

潮が速くなったら投点を近くしたり、仕掛けを上げて潮が緩むのを待ちます。仕掛けを入れているときは尻手ロープを竿尻に装着し、重たいものに結んでおくことをお勧めします。流れ藻やゴミがラインに絡むと引きずられて竿タックル一式が三脚ごと海中へドボンといってしまいます。またできればドラグ付きのリールがベターです。仕掛けが潮に流されない程度にドラグを緩めておけば、不意の大型マダイの大アタリだけでなく流れ藻にも対応できます。

もうひとつ要注意なのはこれから梅雨時に出現するナルトビエイ。近年夏場に周防灘近海で大量発生しており、アサリなどの漁業被害も深刻です。体長1mを超える大型もざらにおりそのパワーは暴力的。エサ取りに強く関門マダイの好物といわれるコウジをエサに使っていると良くかかります。エイが掛かったときに尻手ロープとドラグ付きリールがないと高価な竿がロケットのように海に向かって飛んでいき、サヨウナラ~ということになりますんで・・・。

で・・・今回の結果はというとまたボウズでした(;>_<;) 。関門マダイは「100人竿を出して大型マダイが当たるのは1人か2人」といわれるほどギャンブルみたいなものなんです。ですからボウズは当たり前。しかし初めて釣行して1発で本命を仕留めた人も若干1名いるのは事実ですが・・・(私じゃありませんよ)。

撤収間際に年配の常連釣り師からひとこと・・・・「マダイは去年がアタリ年だったから、今年は裏年やな~」。14時間も粘った自分は、「それ先に言ってよ~(-"-;)」という気分でした。あ~くたびれた。ちなみに地元では夜よりも昼間に大型がヒットするという説もあります。私の70も当たったのは午後3時半でしたし、昨年の93を釣った人も昼間とか?ご参考までに。

次回こそ魚の写真をUPしますんで・・・・・・期待せずに待っててください。

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.gear-lab.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/7

コメントする


画像の中に見える文字を入力してください。